「母の日」「甘えること、始めてみました」 -ふじこの部屋-

三山薬品代表のスライ富士子のコラムです。ぜひご覧ください。

目次

母の日

長男夫婦から祝ってもらいました。カーネーションといえば、母の日の代表的な花。けれども、お嫁ちゃんいわく『私と一緒に花を買いに行くと、彼が花屋をぐるぐる廻り悩んだあげく、ヒマワリの花が母らしいというので、カーネーションも交えてアレンジした花束だとか(笑)』

そして、花束を受け取った瞬間に私の脳裏には一昔の出来事が蘇った。それは、その昔私が咽頭炎等の病気で具合が悪い際、常ににぎやかな家中は静寂に。

それは子供たちが私への配慮の証、その優しさに、私は布団の中で届かない小さな声でありがとうと呟いた。そんな経験を幾度か重ねた私は病復帰後、息子達の顔を見るなり「やっぱり母ちゃんが病気だと家の中が暗くなっちゃうよね。だから母ちゃんは太陽のようにそしてひまわりの様にみんなを照らす存在でいなきゃね。」なんて

声高らかに叫ぶと、「ああ~また家がうるさくなってきたよ~。」なんて子ども達が冗談を言っていた光景がまるで昨日の様に思い起こされる。

そんな事もあってか、もらった花束を見た私は、彼の心中では、いつの間にか私が「ひまわり」の様な存在になっていたのかもしれない。

ちなみに、ひまわりの花言葉「あなたを見つめる・あなたを幸せにします・光輝」この若き夫婦が今もこれからも幸あれと願う母である。

甘えること、始めてみました

忘れもしない4月26日(金)事件発生!人生お初のポッキリ事件。

今年久しぶりに町会の班長役が廻って来た。そしてその当番の一つに町会費の回収が真っ先に上げられる。その事件当日の朝、私は集金に勤しんで出ていったが、裏通りには誘惑が多い、なぜなら花盛りの時期とあり、どのご家庭の花も華やかだ。特にツツジが艶やかに咲きつい見とれていたら、マンホールの横の穴にズコッと。お見事。

体格のいい私はその穴に右足が落ち大きく捻って倒れてしまった。「いたっっ~い」されど我慢、我慢、町会費回収が先、しっかりせねばと言い聞かせ、ようやく私は町会費の任務を完了し戻った。その後、母をデイケアに送る時間。あ~やれやれ一段落した後に足元を見ると、「ひえ~ッ」なんと足首が腫れあがり、青黒く変色してきている。

何じゃこりゃー(*_*)

ああ~筋痛めたのか、切れたか?心配になってきた私は、事務員の方に外出する事を伝え、私の右足はついに靴も履けなくなり重い足を引きずりながらご近所の接骨院へ向かった。そして運よく直ぐに診察、状況説明をするや否や『スライさん、この腫れ具合からみると骨折している可能性が高いので直ぐ病院行って下さい』「えっ!本当ですか」その一言で私は自分の事の重大さに気づいたのだった。

それから直ぐ主人の運転で病院へ直行。そして出された診断が、(右足間接外果骨折)驚きと困惑もつかの間、医者と看護師の連携の良さを目の前にし、みるみる私の右足は団子の様なハムの様な形でギブスが巻かれていった。

その次に待っていたのは、これまた人生お初の松葉づえの指導であった。が、トホホホ、ぎこちない歩き方に私はただただ笑って誤魔化すしかなかった。

たかが骨折されど骨折、明日からどうしよう~と不安な気持ちに苛なまれた自分であった。というのも、自宅は3階、毎日階段の昇降、それにもまして週末からはGWの前半が始まるというのに、母には申し訳ないが、GW中はショートスティを利用してもらい日々の介護から解放され、たまには夫婦水入らずで羽を伸ばそうとしていた矢先の出来事に、こんな思いを抱いていたから罰が当たったの?私のテンションは急降下。

それでも松葉づえとの共同生活が始まり、何せお恥ずかしい話、私の朝一番の仕事は厠にいく事。日常当たり前に歩き便座に座る動作一つとっても、その上下運動が辛かった。いっその事、オムツでも履こうかと思ったほどの気持ちにもなった。或いは食事の支度ではキッチンの横の動線の動作や生活のたわいもない数々の動作をする度に、日々私の2本脚にどれだけ助けられていたのか、この大切さに気づいた。大切な気づき♡

ケガや病は決して嬉しいものではないが、普段気づかない事に目を向けさせてくれる機会、または自分の身体の声に耳を傾け問うてみるよいチャンスだと私は解釈している。

あなたはどの様に思いますか?

そんなこんなでGW中は鳥かごの鳥のように、はたまた女王様のようにあれやこれやと主人をこき使ったり甘えてみたり過ごしていた。どちらかと言うと日頃から自分の気性は、人にお願いするよりも、先に自らテキパキと動いてしまうじっとしてられないタイプだ。だが、こんな事件をきっかけに人に甘える事って何かいいかもと思い始めた。私の身体が思うようにいかないこんな状況を、社内の皆も関わる人全て、家族も頻繁に声をかけてくれ、手助けをしてくれる。なんか私って幸せ者~っ、なんてありがたいんだろう何かいい感じ~、これ辞められないかも~。

人は誰かの助けをかりて生きている、人は誰かの為に働いている、そんな言葉が心からわいてくる、昨年ヒット本で私も購読した「今日、誰のために生きる?」または、歌手のMrs.GREENAPPLEの{パブリック}という歌の歌詞に「人は誰かの為に光となる」などの本のタイトルや歌が頭に浮かんできた。さてさてここ数か月、どれほど多くの方々に優しく声かけてもらい、手を差し伸べてもらったんだろう。

ああそうだ。数えてみようその恵み。7月26日で経過3ヶ月を迎えるが、このポッキリ事件を振返ると多くの気づきを与えてくれた時でもあった。さあ~次は私の番だ。何から始めようかな。

さて、夏本番、皆さまの健やかな生活を心よりお祈りいたします。
長文お付き合いいただきありがとうございます。

代表スライ富士子

代表コラムが掲載の三山薬品ニュースレター「ふさふさの実」はこちらからお読みいただけます。

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