三山薬品代表のスライ富士子のコラムです。ぜひご覧ください。

みなさん、こんにちは。本日は晴天なり、太陽の陽ざしを浴びながら心地よく書いています。
まず始めに今年の夏は一段と厳しく猛暑日が82年ぶりに記録更新するほどでしたね。その様な中、私たちは何とか無事に乗り切る事ができた、自分自身の心身を誉めて、労わりましょ! 『私の身体よくやったね、でかしたよ』と。
そしてこれからも気候変動は私たちの日常生活に大きな影響を及ぼ し続けてくるでしょう。 (秋バテ) (気象病) も現在社会が生み出した言葉。そこで重要なカギを握るのが、皆さまご存知の【セル フメディケーション】
私流に言い換えれば「まずは自分の心身に耳を澄ませること」それがセルフメディケーションのまず一歩。
かの有名な五木寛之著「養生の実技」という本がある。さすが著名作家らしい豊かな言葉の表現で書かれている。以下本から抜粋。

「身体語をマスターする。耳を澄まして体の声を聴く。車に異常が生じるときには、必ず前もって予告があるものだ。車の方から信号を送ってくると言ってもいい。それをちゃんと敏感に受信する感覚が、故障や事故を未然に防ぐことにつながる。中略これ車についての話だが、人間の体はもっと複雑で微妙である。その身体が発する信号を的確に受け止めること、これが養生の第一歩である。中略
大切な友達のように心を開いて自分の体に接すると、体もおしゃべりになってくる。その声は言葉にかたちをとらなくとも、伝えようとしている内容は理解できるだろう。「腹が減った」とか「喉が渇いた」とかいうのは、もっともわかりやすい体の声だ。中略。英会話やフランス語を勉強するのも悪くないが、この「身体語」というべき言語をマスターするのは、現代人としてもなんとも刺激的な重要な試みだ。複雑なパソコン用語を駆使できるくらいなら、この「身体語」を理解することなど楽々できるだろう。(抜粋ここまで)」
私は読み終わって「身体語」こんなユニークな言葉も彼だから言語化できるのだろう。私も今まで以上に「身体語」を使いこなしたくなってきた。まさに日々心身に耳を澄ませ(疲れた)(眠い)そんな言葉を素早くキャッチすることが未病への一歩だ。もしかしたら現代人は忙し過ぎて「身体語」をどこか置き去りにしてきたのかもしれない。2025年弊社と関わる皆さまと共に「身体語」を聴く日常生活を応援、サポート、そして変動する時代に対応できる身体を一緒に創り上げていきましょう。
今年も皆さまと出逢えた事、生命がある事、日常生活がある事、家族がある事、それらの当たり前な事に感謝し笑顔で幸ある新年をお迎えくださいませ。
皆さまの健やかな生活をお祈り申しあげます。心をこめて♡
代表 スライ富士子
代表コラムが掲載の三山薬品ニュースレター「ふさふさの実」はこちらからお読みいただけます。